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テーマ:ORIGIN -起源-

第4回東京国際写真コンペティション(TIPC)のテーマは「Origin –起源-」です。

TIPCの目的はその設立より、文化および地理をまたぎ、世界の核となる写真コミュニティとの“架け橋”となる事です。過去4年にわたり行われてきたこの取組を通じて、徐々にですが繋がりは花開き、新たな展開が生まれ、その夢は形となりはじめています。この先に何が私たちを待つのか、その期待に私たち自身も喜びを感じています。
2013年に立ち上がったTIPCは、2015年に開催された第一回・東京国際写真祭を目指した3年間の旅路の序章でした。昨年開催されたTIPCの受賞者展は、東京、グアテマラ、ニューヨーク、シドニー、4つの都市における国際写真祭を巡回し、高い評価を受けました。第4回となる本年は、「Origin –起源-」をテーマにいたします。
 

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“起源”は、「始まり」、「源」、「出生」、「源流」を意味します。有名な市民権活動家であるマーカス・ガービーは、次のような言葉を残しています。「過去の歴史、起源、文化を知らぬ人びとは根のない木のようなものである。」

私たちは何者で、どこからきて、どこに属しているのか?

古来より、文化は神話によって世代間を越え、過去と現在を結びつけてきました。古事記に伝わる日本神話から、現代における家系図や系譜学の発展に至るまで“起源”にまつわる物語は、今を生きる私たちの居場所や立ち位置を教えてくれます。“起源”が私たちにもたらしてくれるもの。それは、歴史の堆積が示す、未来への眼差しです。

個人にとっても、世界情勢においても、不確実性と緊張が取り巻く現代。我々が日々を生きる中で、写真のもたらす役割はかつてないほど重要性を増しています。4回目となるTIPCでは、写真家がとらえた「起源」を募集いたします。

2016年度受賞作家

審査員によって選ばれた本年度の受賞者8名は以下の方々です。おめでとうございます。

GRAND PRIX WINNER: ベネディクテ・ヴァンダレイトI Never Told Anyone

Featured Photographers:
エリサヴェト・タモリドーState of Things
アンドレア・フォリーニApuan Carbonate
長谷良樹First Composition
ヴィッキ・リードWhat We Leave Behind
カイ・ケンマーUnborn Cities
マグダレーナ・ソールAmerican Roots: The Delta
ナオミ・ハリスEUSA

受賞者による展示は以下の都市にて巡回いたします:

2016年度審査員

北島敬三

ー 写真家、Photographer’s gallery設立者(日本)

マーク・ピアソン

ー ZEN FOTO GALLERYオーナー(日本)

スジョン・ソン

ー Seoul Lunar Foto共同設立者/共同ディレクター(韓国)

クリスティーヌ・バルト

ー ケーブランリ美術館 キュレーター(フランス)

エリック・ケッセルス

ー アーティスト/フォトキュレーター(オランダ)

マーク・プルースト

ー 写真コンサルタント/キュレーター(オランダ)

サンドラ・S・フィリップス

ー サンフランシスコ近代美術館写真部門シニアキュレーター(アメリカ)

アレハンドロ・カステローテ

ー インディペンデントキュレーター/ライター/教授(スペイン)

アレグラ・コルデロ・ディ ー モンテツェモロー

ー Center for the Image エキシビションコーディネーター/キュレーター(メキシコ)

アズー・ヌワグボグ

ー African Artists’ Foundation 創設者/ディレクター(ナイジェリア)

グウェン・リー

ー Singapore International Photography Festivalディレクター(シンガポール)